この街大スキ武蔵小杉

中原区情報

中原区役所より、地域のお役立ち情報を発信していきます。

2023.04.28

武蔵小杉で農業体験!笑顔もシェアできる「トレファーム」に行ってきました。

こんにちは。中原区役所です。

駅の周りに賑わいを見せる武蔵小杉ですが、少し足を延ばすだけでも自然や古き良き街並みを感じることができるエリアでもあります。

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駅から徒歩数分。花見シーズンには多くの人が集まるニヶ領用水に接する場所に素敵な体験施設ができました。3月25日にオープンしたばかりの複合施設「KOSUGI iHUG(コスギ アイハグ)」の目玉の一つであり、東レ建設株式会社がプロデュースした「トレファーム」では、事前登録をすればどなたでも気軽に農作業を体験することができるとのこと。

武蔵小杉で農作業。そのギャップだけでも魅力的なのですが、どんな体験が待っているのか。本当にどんな方でも楽しむことができるのかという観点で実際に体験してきました。

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プログラムはトータル1時間半ほど。はじめにスタッフの方からトレファームの特徴についてレクチャーを受けたら、いざビニールハウスへ。先ほど説明してもらった特徴に目を向けます。

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(1)まず目に飛び込んでくる高床式スタイル。テーブルの高さで人が立ったまま楽な姿勢で作業ができました。農作業といえば腰をグッとかがめて「よっこらしょ」と作業するイメージがあったので、この工夫には驚きです。なんと車いすの方も作業が可能で、また、高さの低い台も用意されているので小さなお子さんでも作業を楽しめます。オープン以降、2歳のお子さんも参加されたこともあるとのこと。

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(2)100%砂で栽培する「砂栽培」を採用しているため、農作業初心者でも砂遊び感覚で作業を楽しめました。砂の物理的特性を生かし、少ない水と肥料で野菜を育てることができ、砂は交換する必要がないなどのメリットがあるそうです。

(3)IoTを用いて自動的に水と肥料やりを行ったり、温度・湿度を自動で管理するシステムで無駄のない仕組みとなっています。写真は水と肥料やりを行う機材で、パイプが各テーブルと繋がっていました。操作はなんとスマホで行っているというから驚きです。

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(4)時間で切り分けることで多くの方が楽しめる農作業のシェアリングシステムを採用し、収穫だけでなく作業を通じてコミュニケーションや笑顔もシェアできるコンセプトで運営されていることを実感しました。

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スタッフの方の丁寧な指導のもと、今回私たちは熊手を使った根っこ取りの作業、植える幅に注意しつつ苗を植える作業、小松菜・水菜・ルッコラなどの収穫作業を行いました。

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収穫作業の際には、「この野菜もどなたかが植えて育った野菜なんだなぁ」としみじみと感じ、また、今回私たちが植えた野菜もどなたかが収穫する。そんな循環にも思いを馳せることができました。収穫したてのお野菜を袋詰めして持ち帰ることができるのが嬉しいです。

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作業は1時間程度でしたが、作業をともにした方々と和気あいあいコミュニケーションを楽しみつつ野菜や砂とじっくり向き合うことができ、あっという間に時間が流れました。器用さや専門の知識がなくても楽しめるので、土日を中心にファミリーで参加される方がとても多いそう。また、身体へ負担が少ないことに魅力を感じ、シニアの参加も増えているとのことでした。

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参加した人同士、見知らぬ方でも自然にコミュニケーションが生まれたり、同じ作業を通じて一体感を感じることのできる、コンセプトどおりのスポットになっていると実感しました。同じ街の方と笑顔で触れ合うことのできる場が増えたことを嬉しく思います。

武蔵小杉駅から歩いてすぐの場所で、文字どおり「誰でも」気軽に農作業ができることを体感しました。ホームページのフォームから簡単に申し込むことができますので、ぜひご家族・お仲間と参加してみてはいかがでしょうか。

「トレファーム」ホームページ

https://www.kosugiihug.jp/torefarm/

~おまけ~

収穫したお野菜はさっそく夕飯でいただきました。鮮度がよくてとても美味しかったです!

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