パラレルキャリアという言葉もだいぶ普及してきました。

これは、本業を持ちながら「別の軸」「第２のキャリア」を同時並行的に築いていくことです。いわゆる副業とは違い、金銭を目的としたものではなく夢を小さく叶えたり自身の経験値を高めることを目的としています。

そのような活動を行うことで、本業では得られなかった経験や人との繋がりが得られ、結果として本業に跳ね返ったり人生が豊かになることもあると言われています。

昨今、SNSをはじめオンラインで誰とでも繋がれる時代にもかかわらず、ローカル（地域）での活動に注目が集まっています。多くの方がコロナ禍を経験し、対面のコミュニケーションの一体感や充足感を再認識したり、在宅勤務などにより自宅周辺に滞在する時間が増えたことなどが理由なのかもしれません。

でも、興味はあるけど「ローカルで繋がるってどういうこと？」「どう入っていけばいいの？」と踏み出し方がわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今月、中原区役所はこれからローカルに飛び込みたい方へのヒントをまとめた冊子「kikkake(きっかけ)」を発行しました。中原区で活動しているコミュニティ、活動で使用できる施設、活動の補助などの情報を掲載しています。

中原区HP「kikkake」

あくまでこれは“ヒント”として役立てていただきたいと思っています。

パラレルキャリアやローカルの活動・繋がりには、必ずしも個々人の充実に寄与する一定の答えはないと考えています。地域の中で自身にとって心地よい温度感・濃度・価値観に合わせて選択することで、楽しく継続的に、また自身の成長にすら繋がるきっかけ（kikkake）となると信じています。

HPの他、区役所、図書館などでも冊子をお手に取っていただけます。

ぜひお役立てください！